愛知・岐阜の人間であれば、「ころ」と言っても通じるでしょう。
しかし、ひとたびこの地域の外に行けばまったく通じない「ころ」
これは、冷たいつゆに入ったうどん(そば)のことを意味しています。
曰く「ころにかけ」「ころたぬき」「ころきし」などなど
これから始まる蒸し暑い季節には欠かせない「ころ」ですが、しかし、なぜ「ころ」??
これにはいくつか由来があるようです。
まず「ころ」を「香露」と表記する場合があるようです。
岐阜県多治見にある「信濃屋」が発祥とされています。
もうひとつは冷たいつゆを飲む時にのどごしが「コロコロ」した感じになるからと言う説もあります。
これは発祥は定かではありませんが、豊橋で聞いた話です。
また、昔はせいろに盛り付けたうどんに冷たいつゆをかけて出していた地域があり、そのせいろが丸かったので「ころ」と付いたと言う説も。
諸説入り混じっていますが、結論としては夏はさっぱりとした「ころにかけ」がオススメ!
ということで、よろしくお願いします。
参考
Allaboutグルメ
http://allabout.co.jp/gm/gc/217056/
中日新聞http://web.archive.org/web/20120913071845/http://www.chunichi.co.jp/hold/2009/ntok0071/list/CK2009060102000192.html