【にかけうどん】夏は冷たいバージョンで!

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愛知・岐阜の人間であれば、「ころ」と言っても通じるでしょう。

しかし、ひとたびこの地域の外に行けばまったく通じない「ころ」

これは、冷たいつゆに入ったうどん(そば)のことを意味しています。

曰く「ころにかけ」「ころたぬき」「ころきし」などなど

これから始まる蒸し暑い季節には欠かせない「ころ」ですが、しかし、なぜ「ころ」??

 

これにはいくつか由来があるようです。

まず「ころ」を「香露」と表記する場合があるようです。

岐阜県多治見にある「信濃屋」が発祥とされています。

もうひとつは冷たいつゆを飲む時にのどごしが「コロコロ」した感じになるからと言う説もあります。

これは発祥は定かではありませんが、豊橋で聞いた話です。

また、昔はせいろに盛り付けたうどんに冷たいつゆをかけて出していた地域があり、そのせいろが丸かったので「ころ」と付いたと言う説も。

 

諸説入り混じっていますが、結論としては夏はさっぱりとした「ころにかけ」がオススメ!

ということで、よろしくお願いします。

 

参考

Allaboutグルメ

http://allabout.co.jp/gm/gc/217056/

 

中日新聞http://web.archive.org/web/20120913071845/http://www.chunichi.co.jp/hold/2009/ntok0071/list/CK2009060102000192.html

【にかけうどん】にかけうどんの花、「花かつお」

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写真は花かつおです。

にかけうどんの上に載っています。

アツアツのにかけうどんの上で花が咲いたようにふわふわと載っていることが多いです。

けっこう、多めに載っていることも多いです。

 

それでこの花かつお、だいたい0.08から0.1ミリくらいの厚さだそうで・・・

季節によって、また、元になる魚によって微妙に変えるそうです。

乾燥してぱりぱりと割れると良くないですし、かと言って、しなってても見栄えが悪いし、非常に難しそうです。

 

この話をうかがったのは、東京庵が花かつおをはじめ、だしをいただいている中野新松商店さん。

おじいさんの代からの取引で、実はおじいさん同士、近所の神明公園で「ともに自分たちの世界で天下を取ろう」と誓い合った仲だそうです。

そこで使っているかんなはこれ

花かつお用カンナ

 

通常はこれにカバーが取り付けられていてもっと安全になっているそうです。

この機械の手前の投入口に荒節を入れて、削るのだとか。

 

ぜひ、今度は、その絶妙の厚さとともに味わってください。

 

 

※もちろん、通販サイトでも「花かつお」入りですよ!!

ヤフーショッピングで絶賛販売中

http://store.shopping.yahoo.co.jp/tokyoan1884/

【にかけうどん】実は二種類、あります

にかけ白にかけ

 

この二枚の写真、似ているようで実は違うんですが、わかりますか?

そう、左側は「にかけうどん」

そして、右側は「白にかけうどん」

なのです。

両者の違いは、もちろん、その名のとおり、「色」です。

通常、「にかけ」で使われているつゆは「赤つゆ」と呼ばれ、通常のしょうゆが使われています。

それに対し、「白にかけ」では「白つゆ」と呼ばれるつゆであり、これには「白しょうゆ」が使われています。

この白しょうゆは、愛知県は三河地方にある碧南周辺でほぼ8割近く製造しているとされています。

そして、その消費も大半は三河地方でなされているそうです。

 

味について言えば、赤つゆが「すっきりした甘さ」が強調されているのに対し、

白つゆは味醂とお酒がより利いていて「甘辛い」感じがするかもしれません。

 

おもしろいことに、豊橋のお客さんはかなりの割合で、この「白つゆ」を食べたことがあるのに、存在に気づいていません。

たとえば、東京庵では、「天ぷらうどん」は白つゆで、「天ぷらそば」は赤つゆでとなっています。

また、人気メニューの「玉子とじ」はうどん・そばにかかわらず、白つゆです。

このように、あまりにも自然に使い分けられているので、気づかぬうちにお客さんも食べ分けてしまっています。

 

ぜひ、一度、意識してメニューを注文してみてください。

よりいっそう、豊橋の「にかけうどん」が好きになるかもしれませんよ♪

一味と七味の使い分け

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東京庵の本店には「一味」と「七味」が二種類の薬味が置いてあります。

写真は左が「一味」、右が「七味」

「一味」は、唐辛子を粉末にしたものなのに対し、

「七味」は、唐辛子をベースに複数種類の原料を粉末にしたもので、日本で生まれたものです。

写真でも七味には一味のほかになにやら混ざっているのがわかります。

 

そして、実は使い分けするのが通の食べ方♪

辛さから言うと、混じり気のない「一味」のほうが辛いようです。

「七味」は日本人の舌に合うように、いろんな種類の原料を混ぜて、ややマイルドな味になっているようです。

東京庵で使っている七味には唐辛子のほかに

陳皮、白ごま、黒ごま、青さ粉、けしの実、山椒が混ぜてあります。

これらはそれぞれ栄養の塊で、食欲増進効果もあるようです。

そして、

「一味」は和洋中、料理を問わず辛味を増したい時に、

「七味」は日本生まれだけに、和食にピリッとスパイスを足したい時に、

それぞれ使い分けると良いようです。

ぜひ、皆さんも試してみてください。

 

 

(参考)http://info-tribe.com/archives/1378

うずらカッター

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いわゆるうずらの卵を割るはさみです。

豊橋ではまったく一般常識に近い道具ですが、全国的には珍しいものです。

そして、その豊橋人にも意外と知られていない事実。

それが、うずらの太いほうを切り取るということ。

どうしても細くとがったほうをはさんで切りたくなるのですが、それでは黄身が割れてしまうことが多い。

太いほうをはさむことで、切り口が黄身の部分の上部になるのです。

ちょっとした豆知識でした♪

高松宮妃殿下ご来店のこと

130416_1034_001お見送り①

昭和38年、高松宮妃殿下にご来店賜りました。
その際に、お召し上がりになったメニューは「鳥南蛮うどん」
上写真はお召し上がりになる妃殿下。
下写真はお見送りをする三代目、戸倉岩夫。

鳥南蛮うどんはすっきりした味わいの白つゆに鶏肉のだしが染み出し、シャキッとしたねぎを加えた定番の一品です。

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生わさびはすりおろしてご賞味ください

生わさび

東京庵本店、豊川店共にざるそばなどには基本的に生わさびが付いています。(時に例外メニューもあります。)

この生わさびですが、けっしてお飾りではなく、きちんとすりおろしていただくと香りと辛味がお楽しみいただけます。

すりおろす時は根元のほう、葉っぱがあるほうからすりおろしてください。

ただし、すりおろしてすぐには香りや辛味がでてこず、少し時間がかかります。

なので、出てきたら最初にすりおろしてから、おもむろに食べ始めるのがオススメです。

また、練りわさびと混ぜるとより辛味が出ておいしくなります。そのために練りわさびと一緒につけてあります。

ぜひ、生わさびのおいしさを味わってください。

なお、本店の一部メニューには「辛味大根」がついています。

こちらもすりおろしてご賞味ください。

さっぱりとした辛さがそばやうどんと合いますよ。

辛味大根

 

東京庵 豊川店が40周年を迎えました。

東京庵豊川店は今から40年前の昭和51年(1976年)3月26日にオープンしました。

当時は、周囲には田んぼや畑以外何もなく、お店を出すに当たっては大反対にあったそうです。

しかし、モータリゼーションの波は確実に地方にもやってきており、東名高速道路のICから程近い現在の店舗のある場所は将来性が大きいと考え、出店を決めたとのことでした。

そして、まだ、ロードサイドの大型店舗が少ない時代に、駐車場や庭、そしてシンボルとしての水車小屋を備えた大型店舗の登場はかなり斬新であり、人気を集めることになりました。

もちろん、食材も先々代が全国から集めた選りすぐりのものを使っており、連日、長蛇の列ができました。

その後、151号線沿いは予想通り、様々な飲食店が出店し、今ではすっかり賑わいを見せていますが、おかげさまでこれまでやってくることができました。

今後も、伝統を守りつつ、新しいことにもどんどん挑戦し、よりよりサービスをお客様に提供できるよう、精進していく所存です。

これからも末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。

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【にかけうどん】ご存じですか?

にかけ

にかけうどんとは豊橋をはじめとする三河地方を代表するうどんです。

内容はいたってシンプル。

温かいかけうどんの上に、かまぼこ、刻んだ揚げ、茹でた青味野菜、花かつおがのっているだけです。

一説によると、最初は「お煮しめ」をのせていたので、「煮かけうどん」と言ったとか。

また、別の説によると上にのった具を「荷」と呼んで「荷かけうどん」であるとか。

いずれにせよ、シンプルながらも見た目も華やか鮮やかなうどんです。

また、白醤油を使った白つゆの「白にかけ」や冷たいつゆを使った「ころにかけ」、

さらにはうどんをそばに変えることも可能であるなどバリエーションも豊か。

ぜひ、豊橋にお越しの際にはこの「にかけうどん」をご賞味ください。

もちろん、通販もやってますよ♪

http://store.shopping.yahoo.co.jp/tokyoan1884/