いわゆるうずらの卵を割るはさみです。
豊橋ではまったく一般常識に近い道具ですが、全国的には珍しいものです。
そして、その豊橋人にも意外と知られていない事実。
それが、うずらの太いほうを切り取るということ。
どうしても細くとがったほうをはさんで切りたくなるのですが、それでは黄身が割れてしまうことが多い。
太いほうをはさむことで、切り口が黄身の部分の上部になるのです。
ちょっとした豆知識でした♪
東京庵本店、豊川店共にざるそばなどには基本的に生わさびが付いています。(時に例外メニューもあります。)
この生わさびですが、けっしてお飾りではなく、きちんとすりおろしていただくと香りと辛味がお楽しみいただけます。
すりおろす時は根元のほう、葉っぱがあるほうからすりおろしてください。
ただし、すりおろしてすぐには香りや辛味がでてこず、少し時間がかかります。
なので、出てきたら最初にすりおろしてから、おもむろに食べ始めるのがオススメです。
また、練りわさびと混ぜるとより辛味が出ておいしくなります。そのために練りわさびと一緒につけてあります。
ぜひ、生わさびのおいしさを味わってください。
なお、本店の一部メニューには「辛味大根」がついています。
こちらもすりおろしてご賞味ください。
さっぱりとした辛さがそばやうどんと合いますよ。
東京庵豊川店は今から40年前の昭和51年(1976年)3月26日にオープンしました。
当時は、周囲には田んぼや畑以外何もなく、お店を出すに当たっては大反対にあったそうです。
しかし、モータリゼーションの波は確実に地方にもやってきており、東名高速道路のICから程近い現在の店舗のある場所は将来性が大きいと考え、出店を決めたとのことでした。
そして、まだ、ロードサイドの大型店舗が少ない時代に、駐車場や庭、そしてシンボルとしての水車小屋を備えた大型店舗の登場はかなり斬新であり、人気を集めることになりました。
もちろん、食材も先々代が全国から集めた選りすぐりのものを使っており、連日、長蛇の列ができました。
その後、151号線沿いは予想通り、様々な飲食店が出店し、今ではすっかり賑わいを見せていますが、おかげさまでこれまでやってくることができました。
今後も、伝統を守りつつ、新しいことにもどんどん挑戦し、よりよりサービスをお客様に提供できるよう、精進していく所存です。
これからも末永いご愛顧を賜りますようお願い申し上げます。
にかけうどんとは豊橋をはじめとする三河地方を代表するうどんです。
内容はいたってシンプル。
温かいかけうどんの上に、かまぼこ、刻んだ揚げ、茹でた青味野菜、花かつおがのっているだけです。
一説によると、最初は「お煮しめ」をのせていたので、「煮かけうどん」と言ったとか。
また、別の説によると上にのった具を「荷」と呼んで「荷かけうどん」であるとか。
いずれにせよ、シンプルながらも見た目も華やか鮮やかなうどんです。
また、白醤油を使った白つゆの「白にかけ」や冷たいつゆを使った「ころにかけ」、
さらにはうどんをそばに変えることも可能であるなどバリエーションも豊か。
ぜひ、豊橋にお越しの際にはこの「にかけうどん」をご賞味ください。
もちろん、通販もやってますよ♪
http://store.shopping.yahoo.co.jp/tokyoan1884/